2022年12月より手術室に、シーメンス社製Cios Spinを導入しました。主には整形外科における、脊椎手術の際に使用しており、手術中に3D画像を撮影することが可能になりました。
従来は、術中に2次元でしか骨の様子を確認できず、CT機器で3次元的にスライス画像を確認するためには、一度手術を終えてから、患者様を別室にわざわざ移動する必要がありました。それが本機種では3D画像を手術室内において取得することができますので、手術の精度向上や合併症リスク低減に貢献しており、現在、全ての脊椎手術の際に使用しています。
また、骨盤や足部の骨折の様子なども3次元で確認することで、従来では発見しづらかった細かい骨折ラインも把握できるようになり、術中により安全に処置できるようになりました。



