理事長・病院長のご挨拶
理事長のご挨拶
当院の目標は
- 基本理念を忠実に実行する組織
- 職員みんながポジティブになれる組織
の構築です。
これを実現するために、当院において取り組んでいる特徴的な施策が「幸せ研修」です。

理事長西田 貞之
「幸せ研修」の内容
- 3号館の6階に、Positive Room、Win‐Win Room、Happiness Hallと名づけた職員の「学び舎」を設置しました。ここは、すべての職員が人格を育み、幸せになるための「学びの場」です。
- 職種を越えた7人でのグループ×40チームで構成し、すべての職員が、毎週1時間、勤務時間内に学んでいます。
- 研修の内容は、「7つの習慣‐自立と相互依存」、「古典」、「幸福心理学」などを題材に、職員が自立と相互依存について理解した上で、ポジティブになること、幸せになることを目的としています。
- 研修の冒頭では、1週間の中で体験した「感謝したこと」「良かったこと・楽しかったこと」「親切にしたこと」を全員が話し、全員が聴いています。
「幸せ研修」の成果
- 職種を越えた職員同士の「学びの場」は、自然に職員の和・協力・相乗効果を生み出しています
- ネガティブであった人たち(全体の約80%)が、全員ポジティブになりました
- 「感謝すること」「楽しむこと」「親切にすること」が習慣になりました
- 笑顔が増えました
- 人のせい、あるいは環境のせいにする人が激減しました
- 人を非難する言葉がなくなりました
- 挨拶が習慣になりました
- 自立を達成し、互いに協力する姿勢が目立つようになりました
- 成長したいという意欲が高まりました
- 仕事を楽しむ人が増えました
- 職員同士の信頼が高まりました
- 「幸福になった」という人が増えました
このように、「幸せ研修」の成果は顕著で、しかも、私の想像を遥かに超えています。
職員の皆さんが、人生において、
- 何が大切なのか
- 何のために学ぶのか
- 何のために働くのか
- 何のために生きるのか
自分の人生をしっかりと見つめ、自分らしく、しかも意義ある生き方に気づき始めています。このように、今では、「幸せ研修」は、当院の重要な組織文化となっています。
私は、職員が幸せである病院は、必ず患者さまに貢献している病院であると確信しています。
なお、「基本理念」については、別ページに記していますので、ご参照ください。
基本理念
幸せ研修について
病院長のご挨拶
当院は、明治36年に西田医院として開業以来、西田病院、埼玉慈恵病院と変遷を経ながら、100年の時を超えて地域に根ざした病院として、患者さま・ご家族さま・地域の皆さまへの「ぬくもりのある医療」の提供に努めてまいりました。
現在は、急性期病棟110床、地域包括ケア病棟50床の計160床で運営しており、「患者さまの受け入れをお断りしない」ことをモットーに、二次救急医療に力を注いでいます。

病院長久保 寿朗
- 当院の基本理念は、
- .患者さまに貢献する
- .職員に貢献する
- .地域社会に貢献する
- .組織基盤の充実を図る
であり、この理念を忠実に実行することを自らの存在価値とし、時代に即応した医療の提供と患者さまに全人的に接する‘ぬくもりのある医療’の提供に日々取り組んでいます。
- 私たちは、医療の本質である医療レベルの向上に努め、救急患者さまを積極的に受け入れていきます。外来患者数・入院患者数は、共に10年連続で前年度を上回っており、救急受け入れ件数も2000件を超え、年々増加しています。地域の救急隊とも、互いに研鑽を積み、スムーズな連携体制を構築することを目的とした症例検討会を定期的に開催しています。
- 病院機能の中枢である診療部門では、内科・外科・整形外科・泌尿器科に加え、近年、脳神経外科・手外科(形成外科)も診療を開始しています。また、2021年には、新たに4号館が竣工予定となっています。4号館には、手外科専用フロア・内視鏡専用フロア・手術室(2室)・生理検査室・MRI室などが増設される予定です。各診療科の充実を図りながら、更なる医療レベルの向上を目指します。そして、誠実さと良心を基に患者さまとの信頼関係を築き、解り易い医療の提供に取り組んでいきます。
- また、当院では、職員一人ひとりの「成長と幸せ」を目指し、平成24年度より、週に1度の「幸せ研修」を継続して行っています。その成果は顕著で、ポジティブな職員が増え、院内に笑顔・活気が溢れていることを嬉しく感じています。
- 病院に求められる使命・役割は、いつの時代も不変であり、大切なことは「質の高い医療とホスピタリティを提供し、患者さまに〔満足〕と〔安心・ぬくもり〕を感じていただける病院」をつくっていくことです。全力で日々の医療活動に取り組む所存ですので、皆さまの更なるご支援・ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。