リハビリテーション科|埼玉県熊谷市にある埼玉慈恵病院

  • 受付時間

    午前 8:00〜11:30
    午後 13:00〜17:00(土曜:16:30)

  • 面会時間

    全病棟(3・4・5階)13:00~20:00

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リハビリテーション科

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概要・ご紹介

リハビリテーション科は、平成14年に総合リハビリテーション施設として開設以来、地域のリハビリテーションの中核的医療機関として、疾病や外傷にて様々な障害を持った患者さまに対し、機能回復訓練はもとより自立した生活、スポーツ復帰などに向けた幅広いリハビリテーションを展開しております。

役割および方針

①   地域の病医院や介護保険施設・サービス事業所と良好な連携をとり、発症(受傷)から在宅までの一貫した流れの中で、より早期から積極的なリハビリテーションを行っています。

②   総合リハビリテーション施設として、カンファレンスなどを通じて各専門職種が常に連絡を取り合い、計画的にチームアプローチを実践し質の高いリハビリテーションを行っています。

③   退院時指導や退院前訪問指導、訪問リハビリテーションなど、退院後の継続的リハビリテーション、住宅改修の相談、介助者への援助などの直接的なリハビリテーションを提供しています。

④   埼玉県理学療法士会活動に参加するとともに、一般市民に向けた理学療法フェスタや公開講座に協力しています。また一般介護予防事業や当院看護の日イベントにて運動指導なども行なっており、地域リハビリテーションに対する教育啓発を行っています。

⑤   専門性として呼吸療法認定士・骨粗鬆症マネージャー資格取得者多数。学術発表なども積極的に行っています。

主な施設基準・活動など

主なリハビリ対象となる診療科:内科、外科、整形外科、脳外科、手外科、泌尿器科など

スタッフ:理学療法士17名(うち一般病棟専従1名・専任2名)、
作業療法士8名(うち一般病棟専従1名、地域包括ケア病床専従1名)、言語聴覚士2名、

柔道整復師・あマ指圧師・リハビリ助手5名

施設基準等:
・  総合リハビリテーション施設(脳血管疾患等・運動器・呼吸器・廃用症候群リハビリテーションⅠ、がん患者リハビリテーション料)

・  ADL維持向上等体制加算取得施設

当院では日常生活動作能力(ADL)維持向上や褥瘡発生予防を主な目的として、2016年10月からリハビリ専門職と看護師による早期離床チームを発足して活動を開始しました。このような取り組みを行っている施設は全国的にも少なく、リハビリ専門職を病棟に配置するとともに、毎朝のカンファレンスでリハビリ専門職と看護師にて密な情報交換を行ったり、ADL評価・指導、運動指導、ベッド上での姿勢保持調整、転倒防止対策を行うなど、積極的に活動しています。

・  骨粗鬆症リエゾンサービス実施施設

・  訪問リハビリテーション事業所

・  埼玉県地域リハビリテーション・ケアサポートセンター北部圏域担当

・  熊谷市一般介護予防事業受託施設

・  埼玉県理学療法士会北部ブロック熊谷エリア運営委員

組織構成図

主な認定資格、専門認定領域取得者など

3学会合同呼吸療法認定士(5名)、認定理学療法士:地域理学療法(1名)・運動器(3名)・管理運営(1名)、がんのリハビリテーション研修会修了(14名)、介護支援専門員(ケアマネージャー)(1名)、ボバース基礎講習会修了(2名)、骨粗鬆症マネージャー(5名)、離床インストラクター(1名)、転倒予防指導士(1名)、BLSヘルスケアプロバイダー(3名)、福祉住環境コーディネーター2級(11名)など

理学(作業)療法臨地実習施設

埼玉県立大学、埼玉医科大学、文京学院大学、日本医療科学大学、高崎健康福祉大学、埼玉医療福祉専門学校、葵メディカルアカデミー、太田医療技術専門学校など

主な論文・受賞など

急性期病院における多職種連携による転倒予防(医学書院「総合リハビリテーション」:2019.1)
転倒予防医学研究会(現:日本転倒予防学会)研究集会大賞受賞(2013.10)「 当院の転倒転落事故予防について -理学・作業療法士の専門性を活かした予防活動の報告- 」 

埼玉県理学療法学会学会奨励賞受賞(2018.1)「 ADL維持向上等体制加算算定における取り組みの現状と課題 」

リハビリテーション医療には、数多くのスタッフが介入しており、専門性を発揮しながら共同で評価・訓練を行っております。その主な業務をご紹介します。

理学療法士

「理学療法」とは、心身の障害に対し運動療法や温熱、水、電気治療などの物理療法を用いて身体の機能の向上・改善を図ることです。理学療法士は、病気やケガ、スポーツや不慮の事故などで身体機能や動作能力に障害を持つ人々へ、理学療法を用いて「予防」と「改善」の双方から患者さまのお手伝いをしています。退院に向けて、ADLを改善するための指導や、快適な社会生活の為のアドバイスや在宅環境、在宅ケアの調整なども行っています。笑顔で社会復帰されることを全力で応援いたします。

作業療法士

心身機能の改善・維持や、日常生活を送るために必要な機能・動作を獲得することで、地域のなかでその人らしく豊かな生活を送れるように支援します。日常生活の諸動作・仕事・遊びなど人間の生活全般に関わる諸動作を「作業動作」と呼び、それを訓練の手段として用います。

具体的には、関節や筋力、あるいは認知機能などの心身機能への働きかけをしたり、普段の生活に必要な食事・整容・排泄・更衣・入浴・移動などの日常の生活動作を練習したり、家事動作や買い物などの外出、趣味動作など、生活に関連した動作訓練を行ったりします。

ハンドセラピィの紹介

2019年4月から手の外科が開設されました。リハビリテーション科でもハンドセラピィが新たに始まりました。手に疾患を生じた患者さまに対して、手の動きを改善させ、社会生活や仕事復帰に向けて「使える手」になることを目的にリハビリを行っています。実際の内容は、運動を行ってもらったり、動きの矯正や安静を保つ目的で装具を作成したり、患者さまの症状に合った方法でリハビリを実施していきます。

言語聴覚士

摂食嚥下機能障害(肺炎や高齢、脳血管障害など)でむせてしまう、食べるのに時間がかかる、食事の量が少ないなど十分に栄養を摂ることができずに困っている方、コミュニケーション障害(脳血管障害など)で呂律がまわりにくい、言いたいことが出てこない、人が話していることがよく分からないなど、不自由を感じる方には評価・訓練・指導・環境整備を行います。

消炎鎮痛

外傷による頚部や腰部、膝などの関節、及び筋肉などに発生する痛みや痺れといった疼痛緩和や関節の可動域の改善を目的として施術しています。 温熱療法(マイクロ波治療器・ホットパック)、電気療法(干渉波治療器・低周波治療器)、頚椎・腰椎牽引器などの物理療法の他、患者さまの必要に応じて当院では手技療法も取り入れています。 直接手を患部に当てることで手の指独特な刺激を体感していただき、地元の患者さまにいつまでも愛される暖かな雰囲気づくりを念頭に置き施術していきます。

訪問リハビリテーション

当院では、熊谷市内を中心に理学療法士や作業療法士が直接ご自宅にお伺いし、ADLの確認や指導、外出や家事の確認や指導、家族への介助方法の確認や指導、家屋改修や福祉用具についての相談や評価、余暇活動の提案などを行っています。また、病院の訪問リハビリテーションという特徴を活かし、医師、看護師、ソーシャルワーカー、入院リハビリテーション担当スタッフと連携して、自宅に退院した後も引き続きサポートできる体制を整えておりますので、お気軽にご相談ください。

診療受付時間・休診日

  • 月曜日~金曜日午前 8:00~11:30
    午後 13:00~17:00
  • 土曜日午前 8:00~11:30
    午後 13:00~16:30
  • 休診日日曜日、祝祭日、年末年始
    創立記念日(10/20)
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