リハビリテーション科は、平成14年に総合リハビリテーション施設として開設以来、地域のリハビリテーションの中核的医療機関として、疾病や外傷にて様々な障害を持った患者さんに対し、機能回復訓練はもとより自立した生活、スポーツ復帰などに向けた幅広いリハビリテーションを展開しております。

リハビリテーション科 役割および方針

●発症から在宅までの一貫性
地域の病医院と良好な連携をとり、発症(受傷)から在宅までの一貫した流れの中で、より早期から積極的なリハビリテーションを行っています。

●チームアプローチ
総合リハビリテーション施設として、カンファレンスなどを通じて各専門職種が常に連絡を取り合い、計画的にチームアプローチを実践し質の高いリハビリテーションを行っています。

●継続性
退院時指導や退院前訪問指導、訪問リハビリテーションなど、退院後の継続的リハビリテーション、在宅改修の相談、介助者への援助などの直接的なリハビリテーションを提供しています。

●地域リハビリテーションへの教育啓発活動
埼玉県理学療法士北部ブロック活動に積極的に参加するとともに、年1回開催される地域の介護職員向け公開講座におけるブース担当など、地域リハビリテーションに対する教育啓発を行っています。

●教育研修・学術活動
専門性として呼吸療法認定士資格取得者3名、学術発表会なども積極的に行っています。

リハビリテーション医療は、数多くのスタッフが存在し、そのスタッフが専門性を発揮しながら共同で評価・訓練を行っています。その主な業務をご紹介します。

理学療法士

「理学療法」とは、心身の障害に対し運動療法や温熱、水、電気治療などの物理療法を用いて身体の機能の向上・改善を図ることです。理学療法士は、病気やケガ、スポーツや不慮の事故などで身体機能や動作能力に障害を持つ人々へ、理学療法を用いて「予防」と「改善」の双方から患者さんのお手伝いをしています。

退院に向けて、日常活動動作を改善するための指導や、快適な社会生活の為のアドバイスや在宅環境、在宅ケアの調整なども行っています。

笑顔で社会復帰されることを全力で応援いたします!



作業療法士

心身機能の改善・維持や、日常生活を送るために必要な機能・動作を獲得することで、地域のなかでその人らしく豊かな生活を送れるように支援します。日常生活の諸動作・仕事・遊びなど人間の生活全般に関わる諸動作を「作業動作」と呼び、それを訓練の手段として用います。

具体的には、関節や筋力、あるいは認知機能などの心身機能への働きかけをしたり、普段の生活に必要な食事・整容・排泄・更衣・入浴・移動などの日常の生活動作を練習したり、家事動作や買い物などの外出、趣味動作など、生活に関連した動作訓練を行ったりします。

言語聴覚士

摂食嚥下機能障害(肺炎や高齢、脳血管障害など)でむせてしまう、食べるのに時間がかかる、食事の量が少ないなど十分に栄養を摂ることができずに困っている方、コミュニケーション障害(脳血管障害など)で呂律がまわりにくい、言いたいことが出てこない、人が話していることがよく分からないなど、不自由を感じる方には評価・訓練・指導・環境整備を行います。

消炎鎮痛

外傷による頚部や腰部、膝などの関節、及び筋肉などに発生する痛みや痺れといった疼痛緩和や関節の可動域の改善を目的として施術しています。

温熱療法(マイクロ波治療器・ホットパック)、電気療法(干渉波治療器・低周波治療器)、頚椎・腰椎牽引器などの物理療法の他、患者さんの必要に応じて当院では手技療法も取り入れています。

直接手を患部に当てることで手の指独特な刺激を体感していただき、地元の患者さんにいつまでも愛される暖かな雰囲気づくりを念頭に置き施術していきます。

訪問

埼玉慈恵病院では、熊谷市内を中心に理学療法士や作業療法士が直接ご自宅にお伺いし、日常生活動作の確認や指導、外出や家事の確認や指導、家族への介助方法の確認や指導、家屋改修や福祉用具についての相談や評価、余暇活動の提案などを行っています。

また、病院の訪問リハビリという特徴を活かし、医師、看護師、ソーシャルワーカー、入院リハビリ担当スタッフと連携して、自宅に退院した後も引き続きサポートできる体制を整えておりますので、お気軽にご相談ください。




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