在宅復帰への取り組み

埼玉県でも北部に位置する熊谷市ですが、人口は約20万人。熊谷市の介護老人保健施設は当施設を含み5か所です。
高齢化率は25.1%であり、比較的高い推移で今後も増加傾向にあります。(平成26年10月1日付データ)
その様な状況の中、当施設は平成23年に、施設をご利用下さる方に”入所した後、リハビリをして元気になってご自宅にお帰り頂きたい”と思い『在宅復帰率30%へのチャレンジ』を目標に掲げ、取り組むことを決意致しました。

取り組み

目標を達成する為、まず私達が取り組んだのは以下の行いです

①入所相談で、老健の機能・役割について説明し、在宅復帰支援施設である動機づけを行いました。
②入所前に担当していた居宅担当ケアマネジャーにも同行訪問を依頼し、在宅生活の課題を共有しました。
③入所中も外出や外泊の送迎を行い、在宅生活がイメージできるようにしました。
④退所前には最終確認として、専門家による安全な住環境整備を行い、万全な状態を整えました。

結果

平成25年12月に目標達成

①居宅ケアマネと支援相談員の二人三脚の為、ご家族の在宅復帰に対する心理的不安が緩和できました。
②実生活を想定したリハビリができたことにより、目標が定まり評価もしやすくなりました。
また、専門家により、根拠に基づいた住環境整備が出来たことで最小限のリスクや介護負担の軽減が提案できるようになりました。
③リハビリスタッフのみならず、介護スタッフによる歩行練習や立ち上がり訓練等、日々の介入により更なる質の向上が達成できました。
④在宅復帰支援実施に伴い、ご利用者様や他のケアマネからの施設信頼度が高まりました。

考察

取り組み当初は、急な入院者や在宅復帰者が重なることで稼働率の低迷も見られましたが、施設の方針を変えず在宅支援を続けることで、地域の方の信頼が得られました。

今後も引き続き、ご利用者様の快適な暮らしをご提供すると共に在宅復帰への支援を強化して参ります

平成28年9月 全国介護老人保健施設大会にて

当施設の在宅復帰への取組を発表致しました

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